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笠岡の年始は日本舞踊を観てね。

  • 執筆者の写真: まつださえこ
    まつださえこ
  • 2021年12月21日
  • 読了時間: 2分

笠岡市民会館。 笠岡地域限定で年始に舞踊の先生の舞をテレビ放送するのに先駆けて、今日は撮影のための着付けをお任せいただきました。



年に一度の現場なので、毎度のこと時間に追われて緊張はするのですが、1番難しいのは舞踊家の意向に添えるかどうかです。


着付けにしても帯結びにしても、舞踊の先生にイメージがおありので、そこに合わせた形を作ってくための最低限のヒアリングと、舞踊家の空気を察知する忖度が求められる。


着付けの最中に舞踊家の気持ちが作られていくので、着付師の現場としては非常に難易度が高いと思います。

当然、ペラペラ喋るのはダメ、とろいのもダメ。


気持ちがまっすぐ踊りへ向かう道を着付けで整えて差し上げるのが仕事なのだ、と、毎回終わった後に反省します。終わった後です。どうしよーもない。私はいつも足りていない、とよくよく気づかされる現場なので、慣れない現場に赴くのも必要です。





今回の帯結びは、後見結びでした。 理論上は数学的な比率に基づいているので、形を取るのは得意な方ですが、後は先生のイメージとのすり合わせが瞬時にできるかどうか。まだまだ推し量るには現場経験が浅いなと思います。


お祝いや式典参加のための着付けとはまた大きく違う、舞踊着付けの世界。


先生にとって比較的気張らない現場(かもしれない)とはいえ、未熟な私に機会を与えて下さるのは、ひとえに先生の寛大さゆえです。

とにかく一心に立ち向かうようにしています。




でも、楽しかった。^^



 
 
 

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