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  • 執筆者の写真まつださえこ

33年ぶりの平安時代

教室から歩いて10分そこそこの場所にあるのは、法界院。



33年ぶりの御本尊ご開帳は、昨日の11月25日までと知って、お稽古後に行ってまいりました。



国の重要文化財で平安時代の作品でもある聖観世音菩薩は、やはりなんとも形容し難い表情でいらっしゃる。性を超えた象徴の佇まいから、女性とか男性とか、そういったカテゴリーを超えて「人」としてどのように振る舞うべきかを問われているようです。




今年、人生折り返し年齢に入りました。これまでの残念な自分、これからは極力残念じゃない私の歩み方、を、ほんの少しずつではありますが明らめることができるようになってきました。誰とはなく、周りにいる方、地域の方にご恩返しができるよう生活していきたい。しなやかに、そして、穏やかに人生を完うするための努力を小さく小さく積み重ねていこう。そういう背中をこれから先、子どもに見てもらいたい。


そんなことを考えています。




聖観音と一緒に撮ってもらえた写真、マスクの中で変に張り付いていた唇がうまいこと曲げられず、マスク外した後の口元が✔︎マークみたいでした。教室にお越しいただければお見せできます。笑


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