• まつださえこ

薄い生地の帯揚げ攻略案 其の壱

更新日:3月16日


薄い生地の帯揚げとは?

絹量が少なく、重量が軽くて折り目が付きにくい、畳みにくい帯揚げ。としましょう。

たとえば、リーズナブルな夏物の帯揚げなどには思い当たる節がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。


で、すぐ本題。直ぐ直ぐ本題です。


↓↓↓


①片側の帯揚げをたたむ

帯枕から伸びて来る両脇の帯揚げの片側をまず、2分の1→巻き三つ折り または 巻き三つ折り→2分の1 にします。結果的に帯揚げを6分の1幅に畳みます。他の方法で折ってたたんで結んでますという方、今回は6分の1幅でお願い致します。

 


6分の1幅になった帯揚げの上辺を1㎝足らず内側(身体側)へ折りたたむ


【重要】しっかりと身体の脇まで、可能なら脇を超えて枕の近くまで折り下げて畳みます。

【コツ】生地に張力を掛けて、生地がたるまないようにしつつ行います。



③左右の帯揚げの交差点(結び目)となるポイントを予測し、その辺りの下辺帯揚げを内側へ1㎝足らず折り上げる。結果として結び目付近だけ8分の1幅になっている状態を作る


【重要】上辺は脇まで折り下げましたが、下辺の折り上げは結び目付近だけです。

【コツ】ちょっと難関ですが、しっかりと生地に張力を掛けて、丁寧に扱うと巧くいきます。幅が細くなってきているので、極力団子にならないよう、生地の面を捉えるように心がけてください。



④8分の1幅にした箇所の帯揚げを崩さないよう、また、たるまないようにしながら、帯へとクリップで挟んでおく




⑤もう片方の帯揚げを①②③の要領で同様に仕上げていく



⑥左右の帯揚げ(8分の1になっている箇所)を重ねてひと結び



【コツ】たたんである帯揚げが結び目でぐちゃくちゃと団子にならないよう、しっかりと生地に張力を掛けながら、慎重に丁寧に引き結びます。

一度結んだ帯揚げの結び目は、垂直に立てて緩まないようロックを掛けるのがテッパンですよね。その作業も丁寧に行ってください。えいやっ!ゴリッ!と立ててしまうと、8分の1幅に畳んである結び目の帯揚げの「面」がつぶれます。ただのロープみたいになっちゃうので…(・д・)💦



⑦俵結び(本結び)にする

結ばない方法は今回致しませんので、結んでください。


8分の1幅で上側に引き上がってくる帯揚げは、結び目こそ8分の1幅ですが、左右対称に折り 畳んでいるはず!なので、自然と結び目からハの字に広がってくるはず?です。俵の形にするのに好みの幅にするために、結び目の生地の重なりをそろそろと指で広げます。その状態で本結びすると完成です。

【コツ】本結びにする時、ただ結ぶのではなく、結び目を内側へ隠すように結んでいくのも良く聞く話ですよね。ここで使う薄い帯揚げは、俵の部分の生地にパリッとした張りを持たせたほうがいいので、結び目は隠すだけでなく、内側へ内側へと巻き込むように引き結びます。




諸処どゆこと?とお思いになった、貴女様。

ご質問等ございましたら、コメント欄へお気軽にご記入くださいませ。

拙い日本語で恐縮ですが、気張ってお応え致します。


さて。

ネタあかし。

この方法で、薄い帯揚げに感じる様々なフラストレーションの何が特に解消されるのかというと。

◎本結び付近から左右に伸びる横皺が軽減


◎6分の1幅に畳んだ帯揚げの上辺を少しだけ脇まで内側へ畳むことによって、帯揚げの上辺に厚みが増し、帯揚げが弛まず身体に沿いやすくなる


そもそも、薄い厚いにかかわらず、帯揚げは・・・


次回に続きます






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