まつださえこ
<美しい>について思考する夏
この夏、ようやく咲いた朝顔。

日本海側、遠浅の海。

伝統工芸士の帯締め。

美しい風景を写真に納めたからといって、美しいモノを所有したからといって、決して得意げにならないでいたいと思います。
『もの・こと・風景』から『美しいと感動する心・瞬間』が贈られたのだと思えばこそ、その美に触れて見合うだけの佇まいでいたいのです。姿勢を正そうと思い直せます。
それが<美>から人へ施された恩恵の核心なんじゃないだろうか。
と、この頃はそう思考しています。
♯伝統工芸士 ♯田中節子さんの帯締め